2024年9月25日(水)、当団体の本社である横浜市中区の「さくらWORKS<関内>」のフリーラウンジに、愛知県Y中学校の生徒6名が訪問してくれました。今回の訪問は、SDGsを実践する企業を学ぶ課外授業の一環です。
NPOとSDGsの関係
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.(以下SBC.)は、特定非営利活動(NPO)法人です。理事長からは「NPO法人とは、余剰利益をみんなのために分配する法人です」との説明があり、SBC.の活動がサステナビリティにどう関わっているかについて話が続きました。その後、「皆さんは日常でSDGsに関連した行動をしていますか?」という問いかけがありました。
中学生の意見
生徒たちからは、「ゴミ拾い運動に参加している」「食べ残しを減らして食品ロスを防いでいる」といった意見が出る一方で、「具体的には思いつかない」「よくわからない」といった声も聞かれました。
SDGsをより身近に感じて実践するためには、どの行動がどの目標に繋がるのかを日々具体的に意識して考えることが大切です。
横浜18区の特徴とSDGsを学べるパズル
SBC.のオリジナルアイテム「Yocco18と学ぶSDGs」も紹介しました。これは、SDGsと横浜市18区の地域を楽しく学べるオリジナルツールです。SDGsの17の目標を親しみやすいキャラクターが紹介し、それぞれのキャラクターが横浜の18区に関連づけられており、地域の特色とSDGsを結びつけて学べる内容になっています。
生徒たちは横浜市外からの訪問だったため、地域性には少し実感が湧かなかったかもしれませんが、興味を持ってくれている様子でした。
Yocco18について詳しくはこちら>
SDGsを実践するために
普段の生活の中で、どんな選択がSDGsに貢献できるのかという話題では、商品を選ぶ際に「より長持ちするものを選ぶ」「エコな素材を使ったものを選ぶ」といった具体例が紹介されました。例えば、「ペットボトルと紙パックではどちらを選ぶべきか?」といった選択を考えることが、SDGsを自分事として考える一歩です。
また、生徒たちは、SBC.のSDGsリーフレットに使われている、廃材となるバナナの茎を素材としたバナナペーパーや、石灰石を原料とするLIMEXの実物に触れ、その質感や手触りに大変興味を持っていました。
1時間の訪問を終えて
1時間ほどの訪問でしたが、生徒たちは真剣に話を聞き、積極的にメモを取っていました。「仕事をしていてやりがいは何か?」「この団体を立ち上げた理由は?」など、仕事への関心が高い質問も多く寄せられました。
今回の訪問が、生徒たちのSDGsへの意識向上や実践に繋がり、私たちの経験が少しでも役立てば幸いです。
SBC.では、定期的に中学校、高校生などのSDGs関連の課外授業を受け入れております。ご興味のある方は、ぜひご相談ください。