情報技術で地域活動や、社会の課題を解決することを掲げているSBC.では、Web3に積極的に取り組み、関連するテクノロジー、及びその仕組み、考え方などを地域や社会課題に還元すべくプロジェクトを立ち上げました。

Web3で重要なポイントは、次の3つと考えられます。「ブロックチェーン(透明性)」「非中央集権(程よい分権)」「匿名性(プライバシー)」です。これらは絶対ではなく、程よいバランスで目的達成のために調整される項目とも言えるでしょう。※「トラストレス(信用不要)」も重要ですが、ここでは一旦置いておきます。

NPOはDAOに近い組織なのでは?

DAO?

株式会社などと違い、NPO法人はもともと非営利事業を遂行することを目的に設立されます。社員(特定非営利活動促進法では正会員を社員と呼ぶ)は、総会での議決権を1票持ち、出資金額や会費の口数、役職などに関係なく、法人に関する重要な事を決定するのに影響を及ぼせます。

まずはSBC.をDAOに近づけるため、様々な取り組みをしていきたいと思います。具体的には「プロジェクト」を立ち上げ、それにコミットするための仕組み、リソース配分を決めるのに、DAO的な要素を取り込みたいと思います。

先行事例である、有名な「Nouns DAO」では、Nounsを盛り上げるためのプロジェクトの可否は、トークンホルダーによる投票で決まります。

Web3のUIやUXは、まだまだWeb2には到底及びません。その辺りも加味して、今後の動向や、先行している既存のDAOの良い点や悪い点をSBC.なりにウォッチ、吟味し取り入れていくことにより、非営利組織や地域活動におけるDAOのカタチを模索していきます。

参考動画「SBC.オープンマイク #63 これからのSBC.〜NPOってDAO?」

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メタバース空間におけるWeb3

Web3とメタバースは密接な関係を持っていると言えます。現在あるメタバース空間はどうしても中央集権的なものが多いですが、いずれ開かれたカタチ、もしくは相互にメタバース空間を行き来できるようなるでしょう。

また、メタバース空間では、前述の3つのポイントの中の「匿名性」を担保する上でも重要なものです。多様性を重んじるSBC.では、メタバース空間においてあらゆるバイアスを排除することと、リアルな関係値とのバランスを模索していきます。

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「政策デザイン勉強会vol.61 横浜市におけるWeb3.0を活用した地域課題解決を考える その2 ~産学官共創によるメタバースを活用した若者のこころの支援~」にて副理事長志田がピッチ登場

Spatial SBC.ギャラリー

関連プロジェクト
「SBC.オリジナルキャラクター彩戸みさねVRキャラクター化」

NFTの活用

NFTは、ブロックチェーンが生み出した画期的で、分かりやすく、DAOやメタバースをWeb3として運用する上で、要となる技術です。NFTが無限コピー可能なデジタルデータに唯一無二の価値をもたらし、さらにリアルな世界にも様々な価値と権利を生み出します。

NFTを地域活性化や、社会課題解決に結びつけるためにSBC.では趣向を凝らし、実例を増やしていきたいと思っています。

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18区JEWEL NFT PROJECT Opensea

現在進行中の他NFTプロジェクトもありますので、公開まで今しばらくお待ちください。

地域活性化や社会課題にWeb3活用に興味関心のある方はぜひご参加ください。