まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.では、NPOの活動を円滑化するための様々なアプリケーションを開発しています。
アプリケーションについては原則Githubでの公開を行なっており、どなたでも利用・閲覧することができます。
開発には主にJavaScriptやPythonを利用。すべてのプログラムのソースコードは公開されているため、そこで独自にカスタマイズ・開発への参加が可能となっています。
主な開発ツール
CastBackground
オンラインイベントでの画像・動画・Webサイトなどのコンテンツの表示支援を目的としたツールです。コントロール画面で選択した画像や動画、Webサイトなどを配信用画面全体に表示することができます。
この配信用画面をZoomなどの画面共有で表示することで、よりスムーズな画像の表示・スイッチングを可能とします。
SBC.オープンマイクやその他のオンラインイベント配信支援など、幅広いステージで使用されています。
CollageMaker
SBCast.の画像をコラージュしてイメージ画像を作成することを目的としたツールです。細かい挙動は設定ファイルにより変更できるようになっているため、他種のコラージュ画像の作成も可能です。
SBCast.の情報を紹介するときに定期的に更新されるこの画像。自分でこの画像を作成しようとすると、非常に手間が掛かります。
そのようなときにプログラミングを使う。これもプログラミング活用の一つのかたちであると考えています。
SBC.ImageMaker
SBCast.のYouTube版、Instagram紹介用画像などの作成ツールです。HTMLの機能のみを使って作られているため、環境を問わず動作が可能です。
このツールを作成するまで毎回手作業で作成していた、SBCast.のYouTube版画像。これらの作成手順をツールで一元化し、常に同じ水準のものを作れるようにすることも、プログラミングの意義であると考えています。
そのほかのアプリケーション開発・Power Automateなどローコード環境の活用
そのほかまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.では、Microsoftの提供するローコード環境、Power Automateなどを使った事務作業の効率化も行なっています。こちらについては随時開発を行なうほか、開発情報の展開も行なっていく予定です。
NPOでのアプリケーション開発を行なう意義
インターネット配信、様々な事務作業、情報の収集と掲載。NPOには、ツールを使って簡略化できることが数多く存在します。
そのようなアプリケーションを、NPOとして制作し、展開していく。それはまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が掲げるIT利活用支援の一つの手法であると考えています。
また、それら技術情報を展開していくこと、開発のソースコードを積極的に公開し、誰もが関われる環境を維持していくこと。これが他のNPOの技術力向上にもつながるのではないか、テクノロジー自体の認知度向上にも寄与するのではないかと考えています。
より多くの人が、コンピュータのテクノロジーに、プログラミングに触れられる世界。それを通して、より多くの人が繋がれる世界。
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.はそのような世界の実現のために、活動を続けます。
求める人、求める活動
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.では、これらプロジェクトに関わっていただける方を常に募集しております。
プログラマから見た地域、地域住民から見た課題。一人だけで見える課題には限界があります。
より多くの視点から課題を見つけ、プログラミングしていくために。みなさまの力が必要です。
また、プログラミングの分野においても、一人でできることには限界があります。
より多くの人が関わり、より気軽に多くの人が、地域活動活性化のためにプログラミングという手段が選べるよう、みなさまの力をおかしいただけると幸いです。