私たちは、横浜市を拠点として活動するまちづくり団体です

設立経緯

私たち、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、今日まで「横浜のまちづくりを情報技術で促進する」をテーマに活動して参りました。その目的は横浜における地域住民の公益に貢献することであり、団体結成前から主に都市のハード面に対する独自のまちづくり活動を展開。市内で発生した駐輪場建設問題(2010年)、破損した地面の修繕活動(2011年~)において一定の成果を上げてきました。

その後、それぞれの分野に精通したメンバーが集まり団体となり、活動内容は多様化し、子ども向けプログラミング教室、法律セミナー(相続・マイナンバー制度)などを実施してきました。今後、より一層の社会活動及び地域活動を遂行するため、任意の団体を発展的に解消し、特定非営利活動法人を設立する運びとなりました。

設立趣旨

横浜市を英語でSIDE(横)+BEACH(浜)+CITY(市)と表現し、団体名を『まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.』といたしました。所属する主要なメンバーは、それぞれの分野に精通した言わばエージェントであり、多様な場面において一致団結して活動を展開します。

今日の社会活動及び地域活動では、中長期的に成長を持続させる中長期的成長性、多様な状況の中で柔軟に対応する機動的柔軟性、新規的に発展させることのできる新規的発展性の3 つの要素が重要となり、この3つの要素を実現させるためには「人」「モノ」「資金」「情報」「技術」「つながり」などの各種資源が必要不可欠となります。

我が国では、社会、経済、人口など様々な分野での縮小が進み、まさに今、前途多難な時代を迎えていることはご承知の通りです。多岐に渡る分野において優れたリソースへの需要が高まりをみせていることは当然のことながら、実際にはソーシャルイノベーション、すなわち”社会変革”への期待が高まっております。それは現在、地方創生などの政策によってNPO 法人などが推進されていることからも伺えます。しかし、必要不可欠な各種資源が不足しており、社会活動及び地域活動では現在、深刻な問題が生じていると思われます。

主な問題として、IT 化の遅延・未更新状態、参加者の高齢化・世代交代できない状態、何もかもがボランティア状態・各種資源の無駄遣い、能力を有する人材が地域のことには全く関心がないことなどが挙げられます。そのため、ソーシャルイノベーションには到底及ばないという現実に直面していることは当然ながら、全体として活力低下を招いたり活動能力に限界が生じたりしている結果、複合して負の連鎖が起きているものと思われます。その複合した負の連鎖こそが、深刻な問題かつ重大な社会課題であることは確かです。

このような現状の中では、「人」「モノ」「資金」「情報」「技術」「つながり」などの各種資源を有効に活用していくことが重要となります。
そこでこの法人は、広く一般市民を対象として、IT化の支援及びITの活用を通して情報化社会の発展を図るとともに、地域における社会的課題を解決するための「人」「モノ」「資金」「情報」「技術」「つながり」をはじめとした各種資源の交流を支援する活動を行い、地域におけるまちづくり及び経済活動の活性化を図り、広く公益に寄与することを目的とし社会に貢献していきたいと考えております。

このような活動を行うにあたって、公正かつ透明性の高い運営を行い、社会的な信用を得て幅広く活動をしていく上で法人化は急務であると考えております。そして、積極的に情報公開をしていくことで社会的信用も高めていける特定非営利活動法人は私たちの活動主体として最適だと思い、特定非営利活動法人として設立することに致しました。

皆様のご理解と幅広いご支援を賜りますようお願いいたします。

特定非営利活動法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.
設立代表者 山口良介

多様性ある横浜は、様々な人やモノが出会い、交差する都市です。

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