港北区区民活動支援センターでは、区内活動団体を対象に、情報発信の強化を目的とした「Instagramの活用講座」を10月25日(金)および11月7日(木)の全2回にて開催いたしました。本講座は、「インスタグラムで活動を発信してみよう!」をテーマに、参加者自身の活動内容を効果的に発信するための知識と技術の習得を目的としています。
この講座は港北区区民活動支援センターが企画・主催し、私たちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.では、理事長の山口を講師として招かれ、サポートスタッフと共に講座運営に協力しました。
講座開催の背景
Instagramを選ぶ理由
初めに理事長から、現在の主要なSNSについて、できること、利用者数の推移、利用者層の年代の割合など特徴についてのお話がありました。Instagramでは写真や動画で気軽にコミュニケーションをとることができ、そのSNS「独特の作法」も比較的少なく、登録時のハードルが低いなど、今からSNSで情報発信をするうえでおすすめできるということでした。
一日目基礎編
一日目はInstagramの基礎を学びました。まず、講師の方から「どうすれば写真をきれいに撮れるのか」というテーマで、具体的なアドバイスがありました。
- 広角レンズと望遠レンズをうまく使い分けましょう。
- 光源の位置や明るさを工夫しましょう。
- 屋外では、順光や逆光を意識することが大切です。
- 屋内では、照明の当たり方を考えてみましょう。
- 料理を撮影する際は、窓際で日光を利用する撮るときれいに見える。
などなど。
また、写真の構図を決める際に役立つグリッド線を表示させる機能があることを、初めて知ったという参加者も多かったようです。
二日目応用編
二日目は、Instagramの応用編として、実際に投稿する方法を学びました。参加者は事前に撮影してきた写真や動画を使い、実践的な練習を行いました。
- 写真を加工する方法
- 動画に音声や字幕を付けて編集する方法
などを学びました。
動画編集は、一見難しそうに見えますが、あらかじめ作られたテンプレートを活用すれば、動画や音声を置き換えるだけで、簡単に自分が作ったかのようなオリジナルな動画に仕上げられます。便利なのでぜひ活用しましょうというアドバイスもしていました。
他に動画ならではの撮影手法も
動画をもっと面白くする撮影方法も教えてくれました。
スロー撮影(HS(ハイスピード)撮影)
スロー撮影機能を使うと、普段は素早く動いていてよく見えないものも、じっくり観察することができます。新幹線から見える景色や、元気に走り回る子どもたちの様子をスローで撮影すると、新しい発見があるかもしれません。
タイムラプス撮影(コマ撮り)
逆に、撮影するコマ数を極端に少なくして撮影、タイムラプス機能を利用すると、コミカルな映像を作ることもできます。視点を変えずにコマ数を減らして撮影すると、道路を走る車がまるでミニカーのように見えたり、普段とは違った時間の流れを感じたりすることができます。
上記の機能は、スマートフォンによってはできる、できないがあるかも知れませんが、逆に最近のスマートフォンには、上記で紹介した他に素晴らしい機能がたくさん搭載されている機種もあります。せっかく高機能はスマートフォンを持ち歩いているのなら活用しない手はありません。ぜひ、色々な機能を試して、動画や写真撮影をもっと楽しんで、情報発信してみましょう。
参加者の声
- 「丁寧な説明で分かりやすかった。サポートしてくださった方がいて、とても助かりました。」
- 「今回は、投稿の作り方まででしたが、今後、フォロワーの集め方、効果的な発信の仕方など、運用面でのテクニックを学べる講座を希望したい。」
- 「インスタ発信の仕方がよくわかりました。ありがとうございました。」
- 「写真の出来がすべて。楽しかった。」
といった声がアンケートに寄せられました。
今回の講座は、参加者から好評価を得ることができ、Instagramの活用に対する関心の高さが伺えました。まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.では、今回のように地域活動団体の情報発信をICTで活発化させる支援を数多くしております。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。