まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は現在、地域自治体やその他活動団体が配信するオンラインイベントの配信を支援する活動を行っています。
11月には、二つの自治体・地域団体イベントの配信に関わりました。横浜市中区で行ったイベントについては、前回のSBC.オープンマイクでもお話ししています。
今回の二つのイベントについては、基本的にまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.メンバー側は画面の操作や出演者の出入りなどの背景作業を主に行いました。
当日の様子
当日は、登壇者大勢が参加し、入れ替わり立ち替わり、現在実施している活動を紹介。ときには画面を見せたり、テントなどの設備を見せたりと、様々な取り組みの紹介を行いました。
途中、実際に出演するほか、あらかじめ撮影した写真を掲載して参加者で話し合うなど、様々な手法で会話を進めていきました。
当日は、YouTubeやFacebookのライブイベントで、多くの方々が視聴。ライブの視聴者のほか、掲載されたアーカイブ動画も、多くの方にご覧頂きました。
オンラインのイベントは、このようにあとで振り返って視聴可能な、アーカイブが残せるというのも特徴の一つです。
当日使った設備
当日はどちらもStreamYardというオンラインイベント配信環境を使用しました。
このStreamYardは、SBC.オープンマイクでも使用しているサービスで、全員がスタジオと呼ばれるサイトに接続。ステージ上に何人かで登壇し、会話や資料の掲載などを行うことができる というものです。
このStreamYardで配信された映像は、YouTubeやFacebookのライブイベントとして。そのほかPeriscopeやTwitchなど、多くのサイトに同時配信を行うことができます。
また、StreamYardではYouTube LiveやFacebook Liveなどに寄せられた視聴者のコメントを取得する機能もついており、視聴者から寄せられたコメントを画面上に表示してとりあげることも可能です。
こちらについては、もう一つの放送番組、ブレストウォーズ 恋する標準治療の事前番組でも使用しています。
このサービスは配信者および登壇者のパソコン・スマートフォン上に用意するものが少ないのも特徴の一つ。
配信環境用のスタジオアドレスを共有すれば、誰でも参加することができるという環境で、参加者に必要なのはインターネットに接続可能なパソコンまたはスマートフォンのみ(iPhoneやiPadを利用する場合、ChromeやYahooブラウザなど、Safari以外のブラウザを利用して参加することはできません)。
設備がほとんど必要ないため、スイッチング技術や、司会進行の技術さえあれば、パソコン上の設備を問わず、比較的容易にオンラインイベント配信ができるというのが特徴です。
しかしながら、誰をステージ上に表示し、誰をステージから下ろすか。動画の再生・表示など、スイッチング担当者に求められる技術は少なくなく、一朝一夕にできるものではありません。
今回の二つのイベントでは、そのような配信に関わる部分を、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が担当し、それぞれの団体の方にはそれぞれの活動の配信に専念して頂く というものでした。
今後に向けて
今後も、わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、このStreamYardを通じたオンラインイベントの配信支援を行っていきます。
オフラインでのイベント開催が困難となり、一年が過ぎようとしています。しかし、地域の活動は止まりません。様々な取り組みを行うものの、発信に苦慮している という方もいらっしゃると思います。
わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、そのような方々の支援を行うため、今後ともオンラインイベントの配信支援を行っていければと思います。
もし、イベントを配信したいけど、どのようにしたらいいかわからない。配信制御の担当者がおらず、メンバー集めに苦慮しているなどの課題がございましたら、是非ご連絡いただければと思います。