オンラインの居場所づくり

woman having coffee while using laptop

今までのコラムでも紹介してきたとおり、インターネット上にもさまざまなコミュニティが存在します。

特定の物事に関する対話会。

もくもくと何かの作業を行う会。

本の感想を交換したり、書籍を紹介する読書会。

さまざまなオンラインツールを使い、お互い会話する。定期的に開催されるようなイベントやコミュニティは、まさにオンラインの居場所とも言えるでしょう。

オンラインの居場所とオフラインの居場所の違い

実際に直接会って話すオフラインの居場所と、インターネット上のコミュニティであるオンラインの居場所の大きな違い。

それは場所や時間を越えてつながることができるということ。

場所を越えてつながる

まず、場所を越えてつながるとはどういうことか?

例えば、あなたの趣味が、あなたの身の回りではやや珍しい趣味であった場合。

直接会える範囲のコミュニティでは珍しい趣味だったとしても、日本全国すべてのコミュニティを見れば、それほど珍しい趣味ではないかもしれない。

また、オフラインでは仲良くしていたけれど、事情があって、遠く離れてしまった人。そんな人とも頻繁に情報のやり取りをすることができる。

そんな全国の人達と、場所を越えてつながる。

時間を越えてつながる

そして、時間を越えてつながるとはどういうことか?

コミュニティ以外の仕事の時間や、生活の時間帯。

さまざまな要件によって、直接会って話すことが難しい人ともつながることができる

たとえば。外出の多い仕事をしており、夜間しか時間が取れないという人と、家事が多く家に居る時間は多いが、夜間は家族との暮らしで時間が取れないという人。

職業柄、休日が周りの人たちと違い、他者と交流するのが困難である人。

そんな、近くに住んでいても、生活時間帯が異なる人とつながる。

国を越えてつながる

そのほかにも、国を越えて多くの人がつながることもできる。

同じ空のもと、画面を通じて、同じものを見る。

時差や言語という課題はあるものの、それさえ乗り越えれば、海外の人だってつながることができる

以前ご紹介した、プロジェクトOhanaルーベッシュ裕子さんのコミュニティでは、海外の方々とつないだイベントも行われていました。

オンラインコミュニティだからこそできるつながり

そして、オンラインコミュニティだからこそ出会えるというつながりも少なくありません。

例えば先にも触れたように、周りからしたらちょっと珍しい趣味や職業について。自分の目の周りに興味を持っている人が少ない分野について。そのような人も、日本全国、世界各地を対象にすれば、決して珍しいことではありません

そのような趣味や職業、興味を持っている人とつながる。あるいはその分野の専門家と直接つながる。そしてそれをとおして新しい技術や知識を得る。自分自身の成長へつなげる。

オフラインで直接出会うことはとても難しかった人とオンラインであればつながれる。

確かにオフラインで出会うのに比べれば、距離感を感じてしまうこともあるかもしれません。 でも、いつかオフラインで出会うきっかけにオンラインのコミュニティを使うということはできるのではないでしょうか?

分野の異なる人と出会うこと

もう一つの特徴として、オンラインでならば、「直接コミュニティに出向くほど興味を持っているわけではないけれど多少興味はある」というような分野のコミュニティともつながることができます。

たとえば、自分の住んでいる都市とは違う場所のコミュニティ。たとえば、自分が関わっている仕事とは関係ない分野のコミュニティ。

そんな分野のコミュニティにちょっと関わってみる。そこから意外と、自分の仕事や自分の街とのつながりが見えてくるかもしれない。

そうやって少しでも活動の場を広げていく。それによって、自分自身の活動が豊かになっていく。

ここ最近のコミュニティでは「越境」とも言われていますが、越境することによって、あらためて見えてくることもあるのではないかと、私高見は思います。

オンラインのコミュニティとのかかわり方

それでは、そのようなオンラインのコミュニティとは、どのように関われば良いのでしょうか。

現在のオンラインコミュニティの多くは、DiscordやSlack、Facebookなどといった、インターネットを介して情報をやり取りすることができるオンラインサービスを使用しています。

それらサービスの使い方を学び、使う準備を整えることからはじめるとよいでしょう。

コミュニティツールの使い方

まずは各サービスの使いかたについて調べてみるとよいでしょう。

たとえば各サービスの使いかたについて紹介をしている記事を読んだり、各サービスが公式に用意をしている解説記事――チュートリアルを活用したり。

あちこちに存在する既存コミュニティに参加してみることや、 参加している人に話を聞いてみることから始めてみるのもいいかもしれません。

コミュニティの探し方

Discordの場合、公開されているスペース(サーバー)を紹介する機能もありますが、残念ながら、そこで紹介されているコミュニティの多くは英語圏のものです。

現状ですと、TwitterやFacebookなどSNSでのフォロワーや現実での知り合いなど、そのようなコミュニティの情報を知っている人に話を聞いたり、Meetupなどのそのようなコミュニティを探すためのサービスを使うことからはじめてみるのもよいでしょう。

その他にも、connpassやPeatixなどといったサービスでも探すことができます。

このようなイベントでは、事後のコミュニケーションのための場所を、FacebookグループやDiscordに持っている場所も少なくありません。そのような場所を見つけてイベントに参加してみるのも良いでしょう。

失敗を恐れず、まずは話しはじめる

オンラインのコミュニティでは、オフラインのコミュニティ以上に話すことが重要になります。

これらのコミュニティでの発言は、TwitterやFacebookなどのSNSの投稿と違い、すぐに全国に拡散してしまうことはありません。まずは失敗を恐れず話してみましょう。

自分の興味のあること、関心のあること、まずはコミュニティの題材と関係なくてもよいので話し始めてみることから、コミュニティとの関係性作りを考えてみてはいかがでしょうか?

SIDE BEACH CITY.のオンラインコミュニティに向けた活動

わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、SIDE BEACH CITY.に関わる人や関心のある人が、オンラインでも気軽に集まれる場を作ろうという試みも行っています。

現在Discordのサーバーを使った対話の場を作ろうという試みも準備中。すでにDiscordサーバー自体は稼働しています。

3月からはコアタイムを設け、SIDE BEACH CITY.のメンバーが数人いる日時も幾つか用意していきます。こちらについては、TwitterやFacebook、本ブログなどにて紹介をしていきますので、是非内容をご確認ください。

自分に合ったオンラインコミュニティがわからないという方。

まずは、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.に関わることから始めてみませんか?