まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.では、NPOでの活動を効率化・簡略化するためのアプリケーション開発を行なっています。
成果物は常にGithubで公開しており、どなたでもソースコードを参照・利用することができます。
使用している言語は、主にPythonかJavaScript。それぞれ特にフレームワークなどといったものはあまり用いない、プレーンな環境でのプログラミングを行なっています。
CastBackground
とくに現在頻繁に開発作業を行なっているのが、CastBackground。
これは、ZoomやStreamYardでの画面共有用の画面として使用することを目的としたツールで、SBC.オープンマイクなどのインターネット配信イベントでは毎回使用しているツールです。
このツールは、配信用とコントローラの二つの画面に分かれており、配信用画面をZoomやStreamYardなどの共有画面に設定し、外部からコントローラを操作することで、共有用の画面に触れることなく様々な画道や動画を表示させることができるというツールです。
こちらもGithubに公開されています。
配信を行なっていると、様々な画像や動画、Webサイトを表示することが多く、このように画像表示の手間を軽減できるツールの存在は非常に有用です。
CastBackgroundに使用している技術
CastBackgroundも、デザイン簡略化のためBootstrapというデザインフレームワークを使用しているものの、基本的にはプレーンな環境でのプログラミングを行なっています。
HTML標準のAPIのみを使用しているため、現状Github上の簡易Web環境Github Pages上だけですべての機能を利用することができます。
画像や動画を画面一杯に表示するためには、CSSのtransform
プロパティを使うなど、最近のブラウザで実装された機能も利用しています。
最近のブラウザは非常に高機能で、ある程度のことであればブラウザ単体でアプリケーションを構築することが可能です。
CodePenなどのオンラインコミュニティを見れば、数多くの実例を見ることができます。
もちろん外部サービスと連携したり、同じアプリケーションを使っている他者と共同作業をしたりといったことをする場合はブラウザだけでは対応できませんが、ブラウザだけでできることは、ここ数年でかなり増えてきたといえるでしょう。
地域活動の課題を、プログラミングで解決する
公共機関により提供されるデータが読みづらい、視認性が悪い、自分たちの活動に最適な形となっていない。
地域活動を行なうに際し発生する課題には、様々なものがあります。
そのような課題のうち、プログラミングなどの手法により解決できるものは、少なくありません。
特に最近は、ノーコードと呼ばれるコーディングを必要としないプログラミング環境もあります。
これらの環境を使えば、スマートフォンやパソコン上での地域活動を、より効率化することも可能です。
活動の質を落とさず、参画者の負担を増やさず、効率を上げる
活動の質は落とさずに、効率のみを上げる。それが可能なのがコンピュータであり、プログラミングという手段である と、私高見知英は考えています。
自分の持つ課題は、どのようなものか。それはプログラミングにより、効率化・簡略化できるのか?今一度考えてみるのもよいでしょう。
自分だけの力では難しい という方は、まず一度、SIDE BEACH CITY.に相談してみてはいかがでしょうか?
地域に関わってみたい けどどうすればいいかわからない と考えているエンジニアの方々へ
また、最近はTwitterなどでも、地域の活動に興味を持たれているIT技術者の方が増えているように感じます。
そのような方は、是非、このように課題を抱えている団体に関わってみてはいかがでしょうか。
仲介を行なう団体が欲しい ということであれば、私どもまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.や、お近くのCode for Japanブリゲードなどを頼ってみるのもよいでしょう。
地域活動の場は、プログラマの力を必要としている。そんな活動は、少なくないと、私高見知英は思います。
もし、自分の余暇があり、その余暇で地域に関わってみたいという方がいらっしゃいましたら。私たちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.やCode for Japanなどのコミュニティに関わってみてはいかがでしょうか。