さくらWORKS<関内> 政策デザイン勉強会 Vol.51にてプログラミング教育についてのミニ講演を実施

8月14日火曜日、さくらWORKS<関内>にて開催された政策デザイン勉強会 Vol.51が開催されました。

8/14 政策デザイン勉強会vol.51「地域における子どものプログラミング教育を考える」

政策デザイン勉強会とは、さまざまな政策・施策に関する事例を知り、市民がまちづくりに関わっていくことを目的として定期開催されている勉強会です。今回は、横浜市内でのプログラミング教育関連活動の紹介が行われました。

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.としても、わたしたちがプログラミング教育に関する考え方・活動についての紹介を行う、ミニ講演を行いました。

資料については、SpeakerDeckにて公開されていますので、ご覧ください。

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のプログラミングに関するアクション

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.では、プログラミングに関する理解を深める事業として、次の事業を行ってきました。

  • 技術的な内容についてのオープンな勉強会、SBC://
  • code.orgやScratchなどの子ども向け開発環境を用いて、プログラミングの仕組みを学ぶワークショップ(現在、ストアカ経由での開催)
  • PHPなど実際に利用されているプログラミング環境を題材とした、プログラミング講習(現在、ストアカ経由での開催)

これらのイベントについては、基本的に子ども向けではなく、大人向けの講座となっています(もちろん、お子さまが参加いただくことも可能です)。

外部からの依頼で子ども向けプログラミングワークショップを開催することもありますが、基本的には大人を対象としたイベントを展開してきました。

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のプログラミング教育に対する思い

わたしたちまちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.は、プログラミングに多くの人が関わる未来を見据えて、その環境を整えることこそ急務と考えています。そのためには、子ども以上に、大人がプログラミングについて理解することこそ重要である と、考えています。

子どもがプログラミングに関わるためには、大人の理解が不可欠です。

家庭にプログラミングが可能な環境を構築するには親の助けが必要ですし、プログラミングの才能を育むためには、親や学校の教師の理解が不可欠です。
また、プログラミングを学んだ子どもが大人になる未来、その子どもたちが能力を正しく評価される環境を作るためには、社会の理解が不可欠です。

図

子どもたちが現在、将来にわたりプログラミングの才能を育み、発揮するためにも、大人向けのプログラミング講習に力を入れていきたいと、わたしたちまちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.は考えています。

大人が学ぶための場所

大人が学ぶための場所・Webサービスは、決してないわけではありません。通信制大学やIT勉強会、ストアカなどの学びの場、UdemyやSchoo、ドットインストールなどのWebサービスというように、その気になれば大人が学ぶための場も、決してないわけではありません。

しかし、そこまでに至る道は、まだまだ整備されていない というように、私、高見は感じています。

Schooやドットインストールなどで学ぶ為には、パソコンの基本操作から環境の構築までをすべて独力でこなせる程度の知識、ストアカやUdemyでは、インターネット決済の心構えと知識などというように、いままでパソコンのことも、インターネットのことも、ほとんど何も知らない人にはやや敷居が高い というものが少なくありません。

そこに至るまでの補助が必要 と、私は思います。だからこそ、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.として、多くの大人が学ぶ為の補助となる情報を提供していきたいと、考えています。

さらなる取り組みに向けて

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.は、プログラマを含む、IT技術者の活動を邪魔しない社会を作るため、プログラミングや情報技術に関する講義やワークショップなどのイベントを開催していきます。

今後とも、プログラミングをはじめ、IT利活用に関する様々な取り組みを実践していきます。どうぞご期待ください。