スマホの使い方講座を東本郷小学校コミュニティハウスにて開催

東本郷小学校コミュニティハウススマホ講座

スマホ・タブレット講習会に講師として山口が参加してきました

こちらでの開催は2回目で、前回10人の募集枠にそれ以上の方が応募されてきたということで、追加の開催となりました。前回はSBC.NPO法人化前なので、緑区の市民活動の一環である「ちょっと先生」として講座を開かせていただきました。

今回、当日は大雪の予報。午前中の開催だったので、幸いでしたが午後からでしたら完全に中止でした。

スマホ講座当日の様子1

今回は事前に参加者が使っている端末を聞いていただいていました。足の悪い中8名の参加がありました。皆様スマホを使い始めて数ヶ月という方がほとんどです。女性が7名、男性が1名という構成でした!

前半はスマホの現状と代表的な知識を聞いていただき、後半は個別対応という流れです。iPhoneとAndroidの違い、それに伴ったアカウントの違いなどから始め、キャリアメールとWEBメールの利便性の差、アプリのダウンロードなどなど一通りの中で、今回はスマホの入力に関してです。

お年寄りにはフリック入力が良い?

スマホ講座当日の様子2

上記タイトル、あくまでも仮説です。多分、お年寄りは連続でタップするのが難しいと考えられます。事実らくらくフォンは、強くタップ(タップというよりは押し込む感じ)しないと反応しないようになっていたりします。
フリックもさっさっとやるようなイメージではなく、キーを押して横にスライドさせるという2段階操作的に使うと、楽なようです。
そう言った理由から、タタタッと打つガラケー打ちよりも、フリック入力の方を勧めて見たいと思います。

ちゃんと調査した結果などを知っている方はぜひ情報をご提供くださいませ。

このキーは何ですか?

入力補助キー

今回フリック入力をマスターされている方から、図の「→」キーと「→がクルッと回っている」やつは一体何なのか?とご質問を受けました。実は私もほとんど気にしたことがなかったのですが、ガラケー打ちを補助するためのキーです。

二連続で同じ文字を打つ時、ガラケーうちだと確定待ちが発生しますよね?それをスキップするキーなのですが、ガラケー打ちをしない人にとってはほぼ使わないキーです。
このキーの機能をナシにして、フリック入力しか使わないという人はキーボード設定でオフにすることも可能です(全端末で有効かは不明)。

いずれにせよ、フリック入力しかしない人にとってはオフにすることによってキースペースを大きく取ることが出来るので便利です。

音声入力

あとは音声入力です。お年寄りにはこちらが一番オススメです。気軽に返信したいけど、キーを打つのが苦手という人は使いこなしてください。文を区切って「まる」とか「てん」とか言うときちんと句読点に変換されます。

また、文字入力だけでなく検索も音声入力が楽です。口語で大丈夫なので検索キーワードを考える必要もありません。例えば、「キーボードの切り替え やり方 ギャラクシー」と言う風にキーワードで検索するのと、「ギャラクシーのキーボード設定の変え方は?」のほうが喋る側としては簡単です。パソコン検索に慣れている人はどうしてもキーでキーワードと考えてしまうかもしれませんが、そこの概念は一旦捨てましょう。

また、口語での問いかけで思ったような結果が出なくても、諦めずに言い方を変えてどんどん話しかけることをオススメします。

スマホ講座当日の様子3

電話の出方がわからない…

これはUIの問題と感じました。
同じ端末でも、端末が置かれている状況によって、電話の出方が変わります。これ意外と突っ込まれていないようですが、アプリの起動状態、通知のされ方など慣れていないと戸惑います。ただ、「スマホの電話はおまけです」と割り切るしかないかもしれません。

連絡帳を引き継げない…引き継げていない

これも多い問題です。
ショップはこれに関してほとんどノーサポートです。分からないでもないですが、受講者のスマホを見せてもらって、連絡帳に誰も登録されていない状況を見て課題を感じました。問題はスマホにしてから使いこなすと言うのも大事ですが、「ガラケーからスマホに乗り換える時」なのです。

こちらに関しては何かサポートをしていけないか模索中です。
今後もSBC.としては定期的に講座、サポートを実施して行きたいと思っています。