2024年12月5日(木)、当団体の本社である横浜市中区の「さくらWORKS<関内>」のフリーラウンジで、茨城県の高校生生徒7名の企業訪問を受け入れました。
多様な働き方とSDGsへの取り組み
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.(以下SBC.)は、特定非営利活動(NPO)法人です。まず、理事長からNPO法人についての説明があり、「NPOは余剰の利益を社会の役に立てるために使っています」という説明がありました。
仕事をするための組織には多くの種類があり、将来的に自身の働き方について、副業なども含めた多様な選択肢を考えてみようという話がありました。
また、NPOの活動は、だれ一人取り残さないボトムアップと関連することから、SBC.では実践するSDGsを「SBC.’s SDGs」と名付けてブランド展開しているというお話が出ました。そこから、「みなさんは何かSDGsを意識して実践してることがありますか?」という質問や、身近な選択からSDGsを考えてみようという話をされました。

企業訪問を通じて寄せられた感想をお届けします
今回の企業訪問を終えて、生徒の皆さんから様々な感想が寄せられました。なるべくそのままご紹介させていただきます。
生徒A
NPO法人や、SDGs活動についての具体的なお話やコワーキングスペースの紹介で、貴社の雰囲気を実際に体感でき、非常に有意義なものとなりました。特に、仕事のやりがいについてのお話が強く印象に残っています。この企業訪問で得た知識、経験を活かして今後も努力を重ねていきます。改めまして、貴重な時間をいただき誠にありがとうございました。末筆ながら、今後の貴社のますますのご繁栄とご発展をお祈りしております。
生徒B
この度は、企業訪問を通じて、多くの学びを得る機会をいただき、ありがとうございました。横浜18区のブランド化やSDGsの目標にリンクしたプロジェクトなど、地域社会に根ざした活動は非常に興味深く、また、質疑応答を通じてお話しいただいた「ありがとう」という感謝の言葉にやりがいを感じられるというお話が特に印象に残りました。このような活動を通じて、地域の方々との信頼を築き上げている点に深く共感しました。今回の訪問では、SBC.の理念や活動を直接知ることで、地域社会への貢献のあり方について考える貴重な機会となりました。お忙しい中、私たちの質問にも丁寧にお答えいただき、本当にありがとうございました。今後とも、ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
生徒C
企業訪問と聞いて最初は緊張していましたが、企業の方が笑顔で対応してくださったので安心してお話を伺うことができました。事業内容もわかりやすく説明してくださったのでホームページだけでは知れないことも沢山知ることができました。印象に残った話はバナナの皮と石灰石で作られたパンフレットです。
生徒D
先日は貴重なお時間を割いてお話をしていただき、ありがとうございました。キュービックソリューション様がNPO法人であったこともあり、普通は聞けないような取り組みや経営方針を聞くことがよく聞けました。特に、非営利団体ということもあり、地域との繋がりを重視した方針であったため、SDGsを横浜各区に当てはめる、という発想がとてもユーモアの溢れるものでした。また、失敗することがあっても失敗を恐れない姿勢にとても心を打たれました。この研修を通して、企業が私たちにもたらしてくれている影響を今一度実感するきっかけになりました。
生徒E
まちづくりエージェント様では、横浜の18区キャラクターや、SDGsの目標を達成するためのプロジェクトなど、横浜を、誰かがやる、ではなく、自分たちで変えていこうと言う姿勢に深く感動しました。今回の企業訪問では、まちづくりエージェント様の活動や目標を知ることによって、地域への関わり方を知ることができました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
地域と未来を考えてみる

特に目立った感想として横浜という地域社会への関わりについての事柄が多かったように思います。「Yocco18と学ぶSDGs」というツールを紹介しましたが、これも皆さんの関心をつかんだものだと思います。また、直接感謝の声を聞けることがやりがいであるという言葉が印象に残ったという感想も複数ありました。仕事の将来の選択において、やりがいも重視したいという生徒の思いが込められていると感じます。
Yocco18について詳しくはこちら>
今回の訪問が、生徒たちの今後の進路の選択の視野を広げ、またSDGsへの意識向上や実践に繋がり、少しでも役に立てれば幸いです。
SBC.では、定期的に中学校、高校生などのSDGs関連の課外授業を受け入れております。ご興味のある方は、ぜひご相談ください。