寄付って良いもの?文化とその意義

寄付のイメージ

コンビニのレジ付近や街頭など、寄付ができる機会が多いので、日本の寄付文化もより一層大勢の人達に根付いてきていますが、さらに日常生活の中に根付いているのが外国の寄付文化の特徴です。

それらを踏まえて、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.では、寄付がもたらす地域社会への影響とその文化的意義について考えます。私たちの地域社会に寄付はどのように貢献しているのでしょう?

寄付を積極的にするのはなぜ?外国の寄付文化の特徴

寄付は世界中で多種多様な形で行われているものの、特に顕著かつシンプルな考えに則って行われているのがアメリカです。

アメリカでは、寄付は一般的な文化として広く認識されており、富を有する者がそれを必要とする者に分配することは社会的責任とされています。寄付は単なる金銭の提供にとどまらず、地域社会の発展と共生の一環として捉えられています。

大勢の人達が寄付をし続けている理由は、多くの金銭を有している人は、必要としている人に対して積極的に分け与えるべきと考えているためです。このため、アメリカでは巨額の寄付をする人が多いのもよく知られています。

また、寄付に積極的な人達は非常に長い年月にわたって寄付の重要性と、積極的に行った方が良いという考えを持っているため、「突出して収入が多くなくてもある程度の金額を寄付すべきである」と考えている人も多いのです。

さらに、外国で寄付に積極的になる人が多いのは、寄付をした人の名前が対象の物事に用いられる点も関係しています。

寄付者の名前が施設やプログラムに名付けられることにより、寄付者は自らの貢献を社会的なレガシー(世代から世代へ受け継ぐもの)として残すことができ、さらに他の潜在的寄付者に対しても刺激を与えます。

寄付された金銭を有効活用する際に多いのが学校や図書館、美術館や博物館などです。その建物の名前に協力をした人の名前が用いられている事は上記のような要因が大きいでしょう。

広まる日本の寄付文化

パソコンから寄付のイメージ

日本の寄付文化も、年々認知度が上がってきている上、実際に寄付をして協力をする人も幅広い年代で増えてきていると感じます。災害が多いのも要因でしょう。

寄付文化がより活発化してきているのは、スマートフォンなどで興味関心を抱いたプロジェクトに対して、すぐに協力する仕組みが誕生したり、応援している自治体に寄付をするサイトやサービス、アプリも有名になってきているためです。

これは、寄付文化の活性化を後押しするものであり、地域社会への積極的な貢献を促進するでしょう。

寄付したい!と思ったときに

寄付したいと考えた時、有効活用してもらえる、良い寄付先の選び方として挙げられるのが、自治体や認証機関からしっかりと認定をもらえている団体もしくはプロジェクトかをチェックする事です。

認定を受けていれば、社会貢献をしている団体であると第三者から認められているので、安心して寄付ができるようになりますが、活動している年月にも着目してみましょう。

寄付を受け付けて活動をしている団体は、善意によって活動し続けられている仕組みなので、活動している年月が長いと、寄付した金銭をきっちりと有効活用してもらえるでしょう。

また、他にも最近行われた活動内容を見てみたり、他社からの取材やインタビューなどにも着目し、団体の透明性の高い報告書も重要な判断材料となると思います。

もちろん、それだけではなく、もっと気軽に、「知り合いがやっているから」とか「身近で信頼できる人がやっているプロジェクトだから」という、自分との関係値から寄付する、ということも大切でしょう。

コミュニティのツールとして寄付を利用する。そんな考えも有りでしょう。

まとめ

寄付は単に金銭を提供する行為にとどまらず、社会全体の発展と繁栄に寄与するサスティナブルな文化的行為です。私たち、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.は、地域社会の持続可能な発展を支えるために、寄付文化の更なる理解と実践を推進していきたいと考えています。

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.でも寄付を受け付けています。
下記から、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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