2023年3月9日に当団体の緑区事務所にあたる、まちbizみどりセミナールームにて、元八王子中学校2年の生徒5名が、SDGsを実践する企業に訪問し、研修・体験する授業のために来社しました。
SBC.’s SDGsとは?
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.の非営利事業とは?という話から、会社には目的によって、種類があることの説明、将来自分たちが働くことになった時に多様な選択肢と、持続可能性を見て、企業を選んで欲しいと理事長からお話がありました。
そして、SIDE BEACH CITY.が実践するSDGsを「SBC.’s SDGs」と名付けてブランド展開している話や、SDGsとは?という基本的な話の中で、生徒の皆さんへSDGSに対してどんなことをしているのかという質問では、下記のような答えが返ってきました。
- 昼間は電気をつけずに過ごしている
- 電化製品を使ったあとコンセントから抜くようにしている
- 水が出ないように蛇口をキツくしめている
- ゴミを捨てる際にちゃんと分別している
SDGsが当たり前という、Z世代の言葉なのに、どこかで聞いてきたことばかり。私たち大人も、おじいちゃんおばあちゃんからこれらのことを、教えられてきた気がします。
日本では昔から資源を大事にするという考え方が定着しているのでしょう。
1日の中の選択がSDGsにつながる
「1日のうちに、何かを選択する場面というのは意外と多いです。その選択によってSDGsにつながることがある」という話がありました。
人は一日の中で多くて3万5000回も選択をする場面があるそうで、その選択肢でちょっと考えて、「どっちがSDGsだろう?」と考えて選択していくのです。バスに乗らないで歩いて帰る? 何かを買うときに、ペットボトルではなく紙パックのものを買う? マイバックを持ち歩いたり、タンブラーを持ち歩いたり? そういう選択肢が迫られた時に「SDGsな対応」ができるようになれると良いですよね。
SDGsと地域(横浜18区)を学べるパズルも紹介
SDGsを考えるにあたり、SDGsの本質を知ってもらうきっかけづくりも重要です。そういった活動も結果として、SDGsなアクションに結びつくからです。
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.では、「Yocco18と学ぶSDGs」というパズルを開発しています。Yocco18とは、横浜18区の魅力を伝える18人のキャラクタープロジェクトで、SDGsという真面目でちょっとかたい印象がある内容を親しみやすく伝えるためにコラボレーションしたものです。
横浜市にある18の区それぞれの特徴と、SDGsの17の目標との関連性を考えることで、自分たちが住んでいる地域とSDGsがどう関連しているのかをパズルのように学べるツールです。
生徒たちも興味津々で、自分たちの住む街である八王子版を作ってみては?と提案してみました。
仕事ってなんだろう?
学生の皆さんに質問を伺ったところ、「仕事の大変なところは?」「やりがいは?」「仕事で落ち込んだりしたらどうするか?」など「仕事」に対しての質問が多く寄せられました。
今回参加された中学校の生徒の皆さまの、今後のSDGsへの意識の高まり、そしてNPOで活動する社会人としての経験を伝えることで、少しでもお役に立てれば幸いです。
SIDE BEACH CITY.では定期的に中学校などのSDGs関連の課外授業を受け入れております。ぜひご相談ください。