まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が開催するFacelookの17回目はコロナ禍で中止になっていた講座が復活!
1月6日(金)、関内の泰生ポーチにて、新年初回に相応しく、データビジュアライズの五十嵐康伸氏に行なっていただきました。
Facelookとは、Face to Faceの社会勉強講座 という標題のもと、SDGsをベースのテーマとして毎月開催している講座です。今回のテーマは「 SDGsの現状を視覚化して自分事にする!」とは、一体どういうことなのでしょうか?
【ゲスト】五十嵐 康伸(いがらし やすのぶ)氏プロフィール
大人の部活 データ可視化集団 E2D3.org 代表、名古屋工業大学 コミュニティ創成教育研究センター客員准教授、滋賀大学 データサイエンス学部 非常勤講師、香川県立観音寺第一高等学校 指導助言講師。筑波大学 物理学専攻にて学士(理学)、奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科にて博士(理学)を取得。
データの計測・解析・可視化・教育・倫理に関する研究に従事。総務大臣賞・日本統計学会 統計教育賞を受賞。監修作に『プロ直伝 伝わるデータ・ ビジュアル術― Excel だけでは作れないデータ可視化レシピ』(技術評論社)。
「DV(データビジュアライゼーション)」とは?
冒頭で説明がありましたが、データの視覚化することにより「人」や「組織」や「社会」を動かす方法の一つだということだそうです。
確かに、普段の生活で見ることがある色々なデータの棒グラフやチャートなども視覚化されていることにより、私たちはデータをわかりやすく理解しています。
SDGsという問題も視覚化することによって、メディアからわかりやすく問題提起され、私たちのところに届くんですね。
SDGsのデータを視覚化する
五十嵐氏からは、気候変動・温暖化に関して、さまざまな時系列による地球規模、地域を絞った形でのDV(データビジュアライゼーション)の事例を11種類ご紹介いただきました。
また、エネルギーの変遷や、海の広大さを表現したDVの事例や、地球規模の地震を時系列で見せたDV、パンデミックとワクチンの相関性のDV、都市生活における人々の生活をDVで表現したものなどなど、豊富な事例を見せていただき、SDGsを表現するため、伝えるためにDVがいかに活用できるか理解できました。
データをどう魅せるか?
五十嵐氏は「構造」と「機能」を持ったこのデータビジュアライゼーションを「作品」という言い方でお話されていました。
たくさんの構造や機能を持ったこの作品を拝見し、どれもデータを可視化したものながら、デザインとしてのクオリティも高く、気がつくとお話に聞き入っていました。
今後、データビジュアライゼーションを見て問題を考えるきっかけを考えたり、周りの方に伝える方法として使っていきたいな思います。五十嵐先生、お話ありがとうございました。
講座の後は新年会を兼ねた交流会も開催され、場は盛会のもと終了いたしました。
冒頭にTwitterでバズったという先生の言葉の紹介があったのですが、「確かに!」と思ったので引用させていただきます。
[ 質問するやつはとにかく偉い ]
1.初めに質問するやつは偉い ー 次の人が続きやすくなる
2.バカな質問をするやつは偉い ー 質問の内容のハードルを下げる
3.関係ない質問をするやつは偉い ー 話が広がる
なるほどと思いました。
facelookはほぼ月一回のペースで開催しています。
開催情報は、Peatixのアカウントをお持ちの方はこちらをフォローしていただけると幸いです。