東本郷台コミュニティハウスにて「スマートフォン使い方相談会」を開催

東本郷小コミュニティハウス研修室

東本郷台コミュニティハウスにて「スマートフォン使い方相談会」を開催しました。

この相談会は、緑区市民活動支援センターからのご紹介で開催することになりました。

開催概要

開催日:2017年10月5日(木)10時〜12時
開催場所:東本郷小コミュニティハウス 研修室
参加費:無料
参加者:10名(見学1名・コミハスタッフ1名)

今回はコミュニティハウスの自主事業として開催し、企画内容としても初めてということで、どれくらいの人が来るのか読めませんでした。
事前申し込み時点で、予約枠の10名はすぐに埋まってしまい、キャンセル待ちが発生したと聞いて、このテーマに関心を持つ人は一定数いると分かりました。

当日もしやと思い、プロジェクターを市民活動支援センターから借りて行きましたが、東本郷台コミュニティハウスの設備は充実していました。プロジェクター(HDMI対応)、常設スクリーンなど研修室も広く、延長ケーブルなど持って行ったものはほとんど使わずに済みました。

らくらくスマートフォン手強し!

スマートフォン使い方相談会風景

当日の参加者10名のうち、3名がiPhone、7名がAndroidです。そしてAndroidのうち3名がらくらくスマートフォン。
今回の内容は、前半は基本的なことをお話しして、後半はそれぞれの対応をするという内容でしたが、LINEをインストールしている方が何名かいました。やはり画面からして全く違う「らくらくスマートフォン」への対応が難しい上に、自分たちの使っている端末が「特異なモノ」という認識をどうさせるのかも説明が必要と感じました。

また、らくらくスマートフォンを、もうすでに持っている方に対してどういう風にITスキルを高めてもらうか?という課題を残しました。

個人的には、パソコンに「らくらくパソコン」なるものは存在せず、パソコン(OS)が提供する操作環境(ユーザーインターフェイス)に慣れてもらうことが前提としてあります。また仕組みを理解する上でも、それをブラックボックス化してしまうような端末は最終的な応用や流用が全く効かないので、私たちが目的としている「地域のIT活用による活性化」における足枷になってきてしまうかに感じました。

実際に講座を受けた方々の意見

・アカウントとは、IDとパスワードのことなんですね?
・自分がiOSなのか、Androidなのか初めて知った。
・IDとパスワードを入れなさいと出ると怖くて閉じてしまった。
・ソフトウェアのアップデートはした方がいいの?
・音声検索を使ってレシピを探している
・バス停の時間をすぐに知りたいんだけど?

などなど。
また、最新の端末決済情報などを網羅しておく必要も感じました。
キャリア決済サービスの方が、利用者が安心とする場合もあり(実際には通信料金に紛れ込んでしまうため、いらない課金に気がつかない可能性があるなどの問題もある)、クレジットカード決済に対して、まだ恐怖感を抱いている方も多いです。

日々、様々なサービス、仕様の変更などが当たり前のこの状況と、利用者側のギャップを埋めるべく今後の一層のスキルアップが必要と感じました。