10月10日(土)ヨコハマ市民まち普請事業に挑戦!

この度、私たちはプロジェクト・チーム「Code for Hodogaya」を結成し、ヨコハマ市民まち普請事業 令和2年度一次コンテストに挑戦しました。

Code for Hodogayaとは?

Code for Hodogayaは、SBC.の法人内に結成したプロジェクト・チームです。テーマ型とソリューション型の両方から地域住民に貢献することやICTとGREENによって保土ケ谷をバージョンアップさせることを目的としています。

尚、Code for Japanではブリゲードと呼ばれる「Code for X(地域名)」が、各地においてITでの地域課題解決に取り組んでおります。私たちのプロジェクト・チームは、Code for Japanのブリーゲードとして、パートナーシップを組ませて頂いております。

ヨコハマ市民まち普請事業とは?

ヨコハマ市民まち普請事業は、横浜市における市民による地域問題の解決や地域の魅力をアップなどをアイデアや思い実現するためのハード整備に対して支援及び助成される事業です。一般公募で提案される事業の分野は、防犯、防災、多世代交流、環境保全など様々です。

1年通して一次・二次のコンテストが実施され、提案が採択されると最大500万円の助成金が交付されます。本来4月の一次コンテスト実施予定ですが、今回はコロナ禍の影響により、10月に延期となり、新しい試みとしてオンライン中継されました。

私たちのアイデア

今回のまち普請事業コンテストで私たちは「ビオガーデン防災機能及びパーゴラ・プロジェクト」を提案しました。(詳しい内容は下記のURLをご参照下さい)

挑戦結果

審査員の方々より極めて厳しい評価を多々頂き、容赦なく一次コンテストで撤退に追い込まれました。評価基準である創意工夫、公共性、熱意は一切の評価を受けず、その上”プロフェッショナル集団の参加は断固お断り”との排他的なお言葉も頂戴致しました。

敗因分析した結果、

  1. 地域とはあまり関係のない専門的集団だと思われた、
  2. 自治会・町内会の会長クラスの人が主要メンバーにいなかった、
  3. パーゴラの新設をマイナス評価とされた、
  4. 情に訴えるテクニックがなかった

の4つが挙げられます。

率直な感想

ヨコハマまち普請コンテストは狭き門であり、一般的手法の通用しない特異性あるコンテストであるということです。また、通常ではコンテストに参加した他の団体や人々との交流も生まれますが、それも一切ありませんでした。今日まで様々なコンテストに参加して来ましたが、ソーシャル・ディスタンスを保っているとはいえ、特異性に馴染むことはできず、相性の悪さを感じました。

本件について、関係者以外から色々と声がありました。応募段階で諦めざるを得なかったという声や話題の専門研究機関と同じように変えるべき時期に来ているという声、非常時の安全を地域で考える事の重要性が審査において見落とされているという声などがあがりました。

今回の挑戦に向けてメンバー協力して下さった皆様、行政(横浜市・保土ケ谷区)及び市会の皆様、地域コーディネーターや関係者の皆様、応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。

Code for Hodogayaでの今後の活動について

私たちの挑戦により、まち普請事業に興味を持たれた方が複数名おられました。今後は次年度の挑戦に向け、アドバイスや協働させて頂くようにしたいと考えています。また、新しい段階に移行しましたらお知らせ致します。

関連情報

ヨコハマ市民まち普請事業の今年度のスケジュール

  • 募集期間     2020(令和2)年4月1日(水)~ 9月2日(水)
  • 一次コンテスト  2020(令和2)年10月10日(土)
  • 二次コンテスト  2021(令和3)年4月7日(日)

※私たちは一次コンテストで敗退しましたが、11グループの整備提案から二次コンテストへと進む6提案が選考されましたので、応援の程、宜しくお願い申し上げます