神奈川区団体活動交流会~”私×あなた×まち”で広がる、つながる活動~に参加

11月5日(月)、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.理事の高見知英は、神奈川区神奈川区役所にて開催された、「団体活動交流会~”私×あなた×まち”で広がる、つながる活動~」に参加しました。

このイベントは神奈川区を中心に活動する多くの団体が参加し、その活動内容や課題について話し合う という内容で、毎年開催されています。

当日は36団体53人の人々が集まり、自分たちの活動内容紹介のほか、主に以下の三つの議題での議論を行いました。

  • 自分たちがどのような人々に向けた活動を行っているのか
  • どのような課題を持っているのか
  • 自分たちはどのような団体と協力できるのか

みなさん多くの活動を行っており、活発な意見交換が行われました。

当日の参加団体

参加した団体は、高齢者福祉、子育て支援、神奈川区近代史、農業支援、海外から来た人たちの支援など様々なジャンルで活動をする方々。

主に神奈川区内の地区センター、コミュニティハウス、町内会などの自治会館で活動をされている団体です。

神奈川区が抱える課題

神奈川区は、江戸時代から栄えていた宿場町の一つ。

しかしながら、神奈川宿としての歴史ばかりが注目され、現在の農産地として・京浜臨海部のある近代都市としての神奈川区の姿は、あまり注目されていません。

また、神奈川区に限らず多くの町が抱える問題として、若い人たちへの情報発信が行えていないという声が多くの団体から上がりました。

現代の若い人たちの中には、紙の情報を全く見ないという人も少なくありません。

そのような人たちに届く情報発信の仕方や、実際にその人たちにきてもらえるような仕組みについては、多くの団体が課題として考えているものでした。

まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としてできること

わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としては、神奈川区に限らず、横浜市内で活動する多くの市民団体・NPOがより活発に情報できる環境を作ることも、わたしたちの活動の一つであると考えています。

たとえばブログやSNSでの情報発信支援や、環境構築、それが難しい場合も、(IoTスイッチやIFTTT、Microsoft Flowなどの自動処理サービスを用いて、)少しでも皆さまの負担の少ない手法の提案など、様々な形で、「より皆さまにとって最適な方法でのITとの関わり方」を提案していきたいと考えています。

今回の団体活動交流会を通して、あらためてそのような活動の必要性を実感しました。

今後に向けて

今後とも、わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、このような地域活動団体の交流会に参加していこうと考えています。

それは、より多くの方にまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のことを知ってもらうためということもありますが、

  • まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が立ち向かうべき課題の収集
  • 地域で活動する団体が、どのようなことをしているのか
  • 地域で活動する団体が、どのようにインターネットなどのITツールと関わっているのか

これらを知っていくためでもあります。

わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、今後もより、地域で活動される方々がより多くの方と一緒に活動できる環境づくりを行っていきたいと思います。

神奈川区区民活動支援センター

今回のイベントを主催した神奈川区区民活動支援センターは、横浜市18区に1つずつ存在する、区民活動支援センターの1つで、神奈川区は広台にある、神奈川区役所の一角にあります。

横浜市 神奈川区 神奈川区役所ホームページ 区民活動支援センター

横浜市 > 神奈川区トップ > 文化・区民活動 > 区民利用施設などの紹介 > 区民活動支援センター

18区ではそれぞれ町の活動団体として、団体を登録する制度があり、年に数回、今回のようなイベントを開催し、団体間の交流を図っています。

神奈川区においては今回のような団体活動交流会を行っており、昨年は数団体が、ここでの交流を通じてコラボレーションイベントを開催しています。

横浜市内の区民活動支援センターは、区によって開所時間・場所が異なります。もし興味を持たれた方は、お住まいの市区の活動支援センターの情報をネットで探してはいかがでしょうか。