もっと気軽に発信を

もっと気軽に発信を

先日SBCast.では、SBCast. Ch2や、SBC.オープンマイクポッドキャスト版を配信しているプラットフォーム、LISTENの近藤淳也さんにお話を伺いました。

一般的にポッドキャストは、AppleポッドキャストやSpotifyなどといった聞くためのサービスと、配信者が配信を行うプラットフォームが別々のサービスで、一見するとどこで発信すればいいのかどこで聞けばいいのかがわかりづらい構造のものでした。

それをある程度一つの環境で扱えるようにしたのが、このLISTENというサービス。このサービスを使えば、自らの音声発信も、他者の音声を聞くことも、ここでできるようになっています。

より多くの人が音声発信をする社会

「本当にぜひみんなもポッドキャストをやってほしい」

近藤淳也さんはSBCast.でこのようにおっしゃっています。

音声配信はブログや動画配信よりも手軽。

もちろん自分の意見を文章に綴るか音声で話すかどちらが楽と感じるかには大きく個人差が出てきます。

しかし、音声による情報発信という点では、動画より音声のみの情報発信の方が準備が少なく手軽なのではないでしょうか。

だからこそまずは気軽に音声でご自身の思いや活動の面白さを発信してみてほしい。

映像を流さない というメリット

その他、映像を使わず音声だけを発信するということは、不用意に自分のプライベートがインターネットに配信されてしまう危険性を減らすこともにもつながるのではないでしょうか。

インターネット上に配信した動画の背景に映る壁紙、周囲にある建物、服装。

さまざまな事情から家を特定されてしまったり、所属している学校を知られてしまったりといった動画配信におけるトラブルというのは少なくありません。

ただし音声のみであれば、自身が発信した内容以外はなかなか伝わらない

もちろん移動販売車や選挙カーなどといったものには気をつける必要はありますが、自分自身が把握しきれない様々な要因で配信者の住所や所属などが推測されてしまうという危険はかなり抑えることができる。

インターネットに配信されているYouTuberや著名な人々の動画配信などを見て「ぜひ自分も何か発信してみたい」と思った人は、動画の前にまずは音声の配信から入ってみるというのもいいかもしれません。

発信力を高める

このようなインターネット上への情報発信。

私はより多くの人がやった方が良いと思っています。

その理由は二つ。

まず一つは、インターネットに情報発信をすることによって、自らの活動の存在を示すことができるということ。

インターネットに非常に様々な活動の情報が存在する今、「インターネットに情報がない」それだけで、活動の存在は第三者に見えにくくなってしまう。

そんな中、「自分たちはこの活動をしているんだ」「自分たちはこのような悩みを持っているんだ」

そんな人がいるということを世間に知らしめるためにも、インターネットの情報を発信することが必要なのではないか。

そしてもう一つは情報発信をすることによって情報の受信力も高められるのではないかということ。

こちらについては以前KOBE Lover’s Stationの神戸っ子あっちゃんも話していました。

情報発信するということは、しばしばその言葉が正しいのかどうかを確認するために調べるというのとセットでもあります。

特にSNSのような無数の情報の中に一つの投稿を行うのではなく、ポッドキャストのようにある程度注目される可能性のある場に情報を発するということは、その事について調べるということとセットになることが多いのではないでしょうか。

また何回も情報発信することによって、情報の発信者はどのようなところで間違えるのかどのような情報を上手く伝えられないのかといった情報発信者の癖も分かってくる。

だからこそ、情報発信を通して、情報を受信する力や、情報を正しいかどうか吟味する力も身につくのではないかと私は思います。

まずはインターネットの誰かに話しかけてみる

自分の情報発信が、誰に聞かれるのか、どの程度聞かれるのかそれはわかりません。

ただ意外と聞く人はいる。そういった場所に情報を発信するところから、インターネットと能動的に関わるということを始めてみるのも良いのではないでしょうか。

今この社会でインターネットと一切関わらずに生きて行くということは困難です。

だからこそ、せめてよりよい形でインターネットと関わっていきたい。そのための一つの方法が、まずは発信をしてみることだと思います。

だからこそ皆さんも、まず音声発信からインターネットへの発信を始めてみてはいかがでしょうか。

発信のための足がかり、SIDE BEACH CITY.で探してみませんか

それでもインターネットへの情報発信は難しい、怖い、一人で話すのは寂しい。

そう思われる方もいらっしゃると思います。

そういう時はまず、SIDE BEACH CITY.に相談してみませんか?

より良い方法をご紹介できるかもしれません。

まずはお気軽にお問い合わせください。