宗教とテクノロジー

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先日放送したSBCast. #81では、埼玉県杉戸町 上原寺の副住職であり、ラジオトークにてお寺ジオという番組を配信。ライブ配信や収録配信にて様々な情報発信を行なう、仁部前誠さんに活動の内容や想いを伺いました。

このお寺ジオの他にも、仏教を題材に様々な方法で情報発信を行なう人がいます。

テクノロジーと仏教

たとえば、Temple Morning Radio。

こちらはこのお寺ジオと同様、音声で様々なお寺の活動について発信。毎週様々なお寺の人と、様々な考えや活動についての会話を展開しています。

そのほかにも、お寺ジオの仁部前誠さんとの会話の中で取り上げた地獄VRやそのほかYouTubeやTikTokでの動画配信など、さまざまな手法で仏教についての話題を発信している方がいらっしゃいます。

昨年は、リモート初詣の仕組みを自ら開発した住職についてのニュースもありました。

様々な仏教の情報発信

このように、インターネット上の様々な媒体を使った仏教情報の発信は今、増えています。

コロナ禍で断たれた檀家の皆さんとのつながりを維持するために。寺社で今まで行っていた瞑想などの取り組みを続けるために。理由はさまざま。

このような取り組みには、インターネットのおかげで世界中から触れることができます。

仏教は今まで知らなかったという人、あまり興味を持っていなかった人が仏教の情報に触れる、とてもいい機会になるのではないでしょうか?

宗教というものについてあらためて知る

宗教に関わる人が何を考えているのか? その信仰者が何を考えているのかを知る。

それは非常に重要なことであると私、高見は思います。

それは、宗教というものが、その国、その土地、その世界観の中で、より安定して生きるための方法論だと思うからです。

想いが行き過ぎると、社会的な問題を発生させることもある宗教。

いろいろな形で宗教に触れることで、自分にとっての信じるものをしっかりさせておく。それは今の人間にとって重要なことなのではないでしょうか?

意図しない無宗教にならないために

何も知らないから無宗教ではなく、いろいろな宗教を知った上で。どれを選ぶか?あるいはどれも選ばないか?

他者と暮らす上で。あるいは宗教者のそばで暮らす上で。

そのような考えをしっかりさせておくことは非常に重要であると思います。

意図しない無宗教にならない。無宗教を選ぶのなら、ちゃんと意図した上で

宗教についてまだ何も知らないというのであれば、まずはお寺ジオなどのように、お寺の情報発信をインターネットで見聞きすることから始めてみてはいかがでしょうか?