ここ最近、大人が知識を学び直す手段として、勉強会を開くというものがあります。
とくにIT分野においては、その分野について学ぶ人や、その分野について詳しい人が集まり、発表したり、交流しあう勉強会というものは多くあります。
ここ最近はコロナ禍もあり、ZoomやMicrosoft Teamsなどを使った、オンラインでの勉強会というものも増えてきました。
数分間を一つのセッションとして区切り、一つのテーマについて一人ないし一団体が語る。そしてそれを何個か繰り返して一つの勉強会とする。そんなパターンをよく見かけます。
SBCast.でも、様々なIT勉強会のスタッフの方をお招きし、お話を伺ってきました。
- SBCast.#76 まずは参加を、まずは触れ合う(セキュリティJAWS 大竹 孝昌さん)
- SBCast.#72 プロトタイピング(プロトアウトスタジオ 菅原のびすけさん)
- SBCast.#48 幸せになろう(オープンソースカンファレンス 宮原 徹さん)
ここで紹介されているIT勉強会を含む多くの勉強会は、connpassやdoorkeeper等のサイトで一覧することができます。
新しい分野について知る・気づきやヒントを得る
とくにIT分野の勉強会は、大枠のテーマは同じでも、中身は多種多様なセッションが行われるということも多い。
そのような場では、一つのテーマについて様々な側面からの知識を得ることができます。
勉強会のような場で、自分が知る技術の、自分の知らない別の側面について知る。
それは、そのような分野についての学習意欲を高めると同時に、非常に良い刺激になります。
また、その分野についてあらためて学ぶ必要が出てきたときにも、基礎知識を勉強会であらかじめ得ておくことで、その時の学習コストを最小限に抑えることができます。
勉強会で話すということ
また、勉強会においては、話す側にも大きなメリットがあります。
勉強会でひとつのことについて話すということは、その分野をあらためて勉強し直すということにも繋がります。
知識は活用することによってはじめて定着するとも言われます。
勉強会のような場で、学び直し、知識を活用する。それにより、より確かな知識が定着する。
勉強会で発表することによって、知識をより確かなものにすることも可能です。
勉強会のアーカイブ
とくにここ最近は、YouTube などの動画配信サイトで配信され、アーカイブとして残るものも増えてきました。
それにより、発表の内容が記録に残るというだけでなく、自分の説明の仕方や、話し方を、発表者自身が振り返ることもやりやすくなりました。
自分があまり知らない分野の勉強会を見る・分野の理解を確かなものにする
自分の知らない分野の知見を広げる。自分の理解はこれで正しいのか?を確認する。
勉強会はそのような場として最適です。
最近はオンラインで気軽に参加できるという勉強会も多くなりました。
たとえ 半分ぐらいの内容が理解できなくてもいい。YouTube の発表を覗き見するだけでもいい。
そんなところから、勉強会との関わりをはじめてみてはいかがでしょうか。