まん延防止等重点措置が解除され、徐々に地域のイベントが実際の会場での開催に戻りつつあります。
しかしながら、依然としてコロナ禍が終息したわけではなく、実際の会場開催にも大きな制限が残ります。
そんな中、オンラインでの地域イベントもまだまだ多く存在します。実際の会場開催と、オンラインでの開催、両方を同時に行う、いわゆるハイブリッド型のイベントも増え、オンラインでの活動もまだまだ少なくない ということを感じます。
オンライン100人カイギ
それらイベントの一つに、オンラインで開催される100人カイギがあります。
100人カイギとは、毎回4~5人のゲストスピーカーによる活動紹介と参加者・スピーカー間の交流タイムというイベントを20~25回ほど繰り返し、スピーカー人数が累計100人になったら会を解散する というルールのシリーズイベント。
現在日本各地で開催されています。
コロナ禍の今においては、実際の会場を使っての開催だけでなく、Zoomなどを使ったオンラインでの100人カイギも多く行われています。
これらイベントの多くは、Peatixで告知が行われており、多くの人が参加できるようになっています。
100人カイギを使った越境
オンラインの100人カイギが多くなった昨今、横浜市民が東京や北海道など、自分と直接関わりのない地域や分野の100人カイギに顔を出す ということも、少しずつではあるものの増えてきました。
これらイベントの参加を通して、自分の知らない地域に関する理解を深めたり、知らない業態に関する理解を深めたり。
それによって見えてくるものも、少なくはありません。
分野ごとの100人カイギ
最近は、地域に焦点を当てたものだけではなく、業種に焦点をあてた100人カイギも増えています。これらの中から、特に興味のある業種の100人カイギを見て、活動の内容や想いを知る というのもよいでしょう。
「少し興味がある」活動に触れられるまたとない機会
とても興味がある ということがそばにあれば、身支度をして出かける ということも、以前に比べればしやすくなりました。
しかしながら、そこまで興味があるわけではないものごと、興味はあるがとても遠方で行われていておいそれと見に行けないものごとも、オンラインであれば気軽に触れることができる。
「そこまで興味はないけど少し興味がある」そんなことに気軽に触れる。
それは、オンラインだからこそ、より気軽に出来ることではないでしょうか。
そんなときこそ、オンラインの100人カイギは非常に大きな役割を持っていると、私高見知英は考えます。
今だからこそあらためて、オンラインを諦めない
実際に会うほどの熱狂は得られないかもしれません。実際に物を間近で見て触るということはできないかもしれません。
しかし、それでも会話はできるし、興味を共有することも、その後のつながりを維持することもできる。
それには特別豊富なIT知識が必要なわけではない。ただ、何かやりたいという気持ちだけがあればいい。
実際の会場開催のイベントが戻ってきた今だからこそ、あらためて、オンラインを諦めない。
オンラインでできることをあらためて、考えていきたいと、私は思います。