10月12日(金)とつか区民活動センターにて利用者意見交換会「NPOと広報」に参加

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.は、10月12日(金)に東戸塚にあるとつか区民活動センターで開催された、利用者意見交換会「NPOと広報」に参加しました。

10月12日(金)「利用者意見交換会」開催しました – とつか区民活動センター日記

当日はNPOのWebでの広報活動を題材として、Googleが提供するNPO向けサービスの紹介や、参加する各団体がWeb広報をどのように行っているか、そして、どのような解決策があるか、どのような課題を持っているかの意見交換を行いました。

参加されたのは、戸塚区に施設利用団体として登録されているNPOの方々。戸塚区の地域課題を解決する為の、さまざまなNPO団体の方が参加されていました。

NPOとWebサイト

参加されたNPO団体は、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.を含めて15団体ほど。どの団体も何らかの方法でWebサイトを持っているとのことでした。

特に高齢の方が中心となるNPOでも、Webサイト経由での訪問者は少なくないようです。私高見知英が別途運営サポートを行うコミュニティカフェ、ふらっとステーション・とつかではWebサイトを見ずに直接来場される方がほとんどとの声を聞いていたため、やや意外に思えました。

方法は、JimdoWiXなどのWebサービスやブログサービス、WordPressNetCommonsなどのコンテンツ管理システムの活用など、様々な形で情報発信を行っているようです。

そのほか、メールマガジンなどのシステムを使った情報発信を行っている団体もありました。

基本的には、メンバー内外の有識者がほぼ単独で更新・維持管理を行っている ということが多く、人的リソースに不安を感じている という団体は少なくないようです。

また、技術的、金銭的な課題を感じている団体も多く、このような団体へ向けた技術情報の展開も、必要であると感じました。

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.としての課題

活動情報のWebへの発信 という点は、私たちまちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.が支援すべき課題でもあります。

NPOのインターネット活用や、それを用いた情報発信に役立つ情報発信や、団体自体のサポートは、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のミッションの一つでもあります。

情報技術をより効率的に、効果的に使えるよう、地域NPOの活動を支えていく。そのためのお手伝いを今後とも行っていきたいと考えています。

もし、そのような課題を抱えている団体の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けいただければと思います。

コンテンツ管理システム(CMS)

コンテンツ管理システムとは、本来煩雑になりがちなWebサイト(ホームページ)の記事運営・管理をサポートするためのソフトウェアです。

主にホームページスペースに配置することによって利用するソフトウェアで、記事の公開や削除などを行うだけで、多くの利用者に見やすいホームページを提供することができます。

しかしながら、多くのコンテンツ管理システムは、ホームページの基本的な仕組みを理解していることが前提となっており、実際の運用にはそれなりの技術的な知識が必要となります。運用を誤ると、ホームページが攻撃されてしまい、閲覧者へのウィルス配信などといった被害につながることがあります。

このため、コンテンツ管理システムの活用は、記事管理が非常に楽になる反面、最低限の知識と、定期的な保全維持・管理作業が要求されてしまうのです。