コロナ禍も一段落し、多くのイベントがふたたびオフラインのリアルな場で開催されるようになりました。
地域の文化祭・交流会・勉強会など、多くの方々が待ち望んでいた交流の場が再び実際の会場を使って開催されるようになってきました。
対面での交流イベントには、やはりオンラインとは異なる魅力があります。お互い顔を合わせ、言葉だけでなくさまざまな方法でコミュニケーションをとることが出来る。
人同士の交流だけでなく、地域ならではの特産物や文化を通じた体験を共有する。
そのようなコミュニケーションは、人間関係の構築にとても重要な役割を果たしています。
しかしながら対面の場での交流はさまざまな強みを持つ反面さまざまな課題もあります。
対面交流イベントにおける様々な負担
例えばイベントを主催する側にとって。
会場の確保や設備の手配や費用負担、関係者のスケジュール調整、開催時間によっては食事を取れる場所の確保。
いくら毎回同じ場所を使用するにしても、それなりの負担が毎回発生してしまいます。
一方イベントに参加する側にもさまざまな負担が生じる場合があります。
交通機関の利用や移動時間の確保、とくに遠方の場合は宿泊施設の確保。県内や近隣県への移動の場合は、終電や終バスなどの時間が参加のハードルになることもあります。
仕事や家庭の都合により、時間的にイベントの参加が難しいということも少なくありません。
このような物理的な制約は大きく、頻度や規模を制限する要因につながってしまいます。
それに比べるとオンラインのイベントは、主催側も参加者もアプリケーションを起動するだけで参加でき、もちろん主催側の用意が必要なものもあるものの時間的・物理的制約は最低限で済みます。
各自の家から参加することができるという特徴から、家族での参加や何らかの障碍があり出かけるのが困難という人も参加することができます。
地域でのオンライン活用による可能性
対面イベントの物理的な制約を補完する方法として、オンラインツールを活用することはできないでしょうか?
Discordなどのようなテキスト空間や、Clubhouseのような音声中心での会話、メタバースなどを使った現実とは異なる空間での会話。オンラインでは時間や空間を超えさまざまな会話手法を選択することができます。
対面のイベントを完全にオンライン化するのではなく対面のイベントとオンライン双方をうまく組み合わせることで、より多くの人が地域活動に参加できる機会を提供する。
そんなオンラインの使い方もあるのではないか?と、私高見は考えます。
地域コミュニティにおけるオンライン活用例
例えば対面イベントのリアルタイム配信や、オンライン上でのアーカイブ視聴、イベント後の交流を促進するためのオンラインコミュニティスペース。
それらを活用することによって、毎回移動時間を含めた時間を確保せずとも、交通機関の事情を気にすることなく、参加者が家から自分の都合に合わせてイベントやコミュニティに参加する。
イベントで話しきれない想いがあったとしても、その続きをオンラインのコミュニティで話し合う。その後の活動準備をオンラインで行う。
もちろんオンラインだけで伝えられることは決して多くない。
ただ次に対面のイベントで会うまでの隙間を補完する目的でオンラインを活用する。そのようにすることで、次のイベントでより密な会話ができる。そんな可能性があるのではないでしょうか?
オンラインとオフラインの相互補完
オンラインのイベントでは伝えられる内容に限りがある。その代わり開催の負荷が少なく、頻繁に開催することができる。オフラインのように会場を1時間2時間押さえるのではなく、10分20分、少しだけ会話をするということができる。
一方オフラインのイベントでは、会場確保などの負担があり、頻繁には開催できない。その代わり、オンラインのイベントでは伝えられない想いや体験を伝えることが出来る。
それら二つの相互補完。それにより生まれるメリットは大きいと私高見は考えます。
Discordなどで誰もが気軽に発言できるオンラインコミュニティを作ることで、会話や情報交換を日常的に行い、いざ対面のイベントではお互いの熱量が高まった状態でイベントを始めることができる。
初めて参加する方も、まずはオンラインでコミュニティの雰囲気を知ることで、より気軽に安心して交流できる。
そのほかにも、オンラインを活用することで、地元だけでなくより広範囲からの参加者を呼び込むこともできるでしょう。地域の魅力や情報を、全国あるいは全世界に配信をすることで、交流の輪をさらに広げることもできるのではないでしょうか。
オンラインの活用手法がわからない そんなときは
そうは言われても具体的にどのようなことから始めればいいかわからない。Discordやメタバース関連ツールなど、それぞれのツールの使いかたがよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。
もしこれらツールの活用や利用に関するサポートが必要であれば、是非私たちSIDE BEACH CITY.までご連絡ください。
私たちは、イベントのオンライン配信や交流を促進する手法の紹介など、様々なサポートを行うことができます対面イベントの補完としてオンラインをより効果的に活用し地域活動を促進するための方法を一緒に考えて実現して行きましょう。
ぜひ、お気軽にSIDE BEACH CITY.までご連絡ください。