SBCast. #125では、東京都港区芝地区にてコミュニティスペース芝の家を運営する加藤亮子さんに、コミュニティスペース芝の家の活動や、その設立にかけた思いについての話を伺いました。
コミュニティカフェとは違う、ゆったりした空間
芝の家は、既存のコミュニティカフェとも行政が作るようなコミュニティハウスとも趣が異なるオープンなスペース。
関わる人も高齢者から学生まで様々、学生が単身で訪れるということもままあります。
カフェのような場所ではないため他のコミュニティカフェよりも訪れる人は少ないものの、その分ゆったりとした空間があるのが芝の家。
私高見が訪問したときも、大人がふらっと訪ねに来る他、小学生が休憩したり、日々の生活の話をしに来るということがありました。
インターネットは遠くの人と仲良くなり、近くの人と疎遠になるツール
インターネットや公共交通網が発達し、交友関係はより広く広がった という方もいるでしょう。趣味や生活課題など、一つ一つの接点で多くの人が繋がれる。そんな関係も多くなったのではないでしょうか。
とはいえ、そんな友人の多くは近所にいないという方も少なくないのではないかと思います。
インターネットなどの普及により遠くの人とも仲良くなれるようになった。しかし人々の活動範囲が広がった事により、結果的に近くの人とは疎遠になってしまった。それが今の日本社会なのではないかと、私高見は思います。
インターネットを使えば遠くの人とだってまるで近くにいるかのように会話することが出来る。一緒に遊ぶことだって出来る。
それ自体は良いのですが、いざ災害が起こったときや地元での催しに参加するときなど、常に共にいられるわけではありません。
そのようなときのためにも、近所の人とのつながりも持っておきたい。
芝の家のようなコミュニティスペースで、遠くの知人だけでなく、近所の交友関係も育んでおくということは、そのような点で重要な意味を持っているのではないでしょうか。
近くのコミュニティスペースに関わってみる
だからこそ、近くに芝の家のようなコミュニティスペースがあるのであれば、そこに顔を出してみるというのはどうでしょうか。
近くに芝の家のようなコミュニティスペースがないのであれば、コミュニティ活動をしている近くの人に話をしてみるというのも良いかもしれません。
もしあなたに時間があるのであれば、コミュニティスペースの創設に関わってみるというのも良いかもしれません。
例えば地元の商店街、例えば地元の自治会関係者、区民センターやコミュニティハウス。
そのようなところにまず自分が入れそうなコミュニティが存在しないかどうか調べることから始めてみるのも良いでしょう。
Peatixなどのイベント告知・募集サイトで、自分の興味があるイベントを探してみる。
そのような場所で、自分に合う近くのコミュニティを探してみる。そんなところから地域の活動との接点を探ってみるのも良いかもしれません。
自身のコミュニティの中に一つ、地域との接点を
自分の趣味にあったコミュニティ、自分の関心を満たせるコミュニティ、自分の仕事に直結するコミュニティ、様々なコミュニティが皆さんの中にもあると思います。
ただその中に一つ、自身の地域を拠点にしたコミュニティというのも作ってみてはいかがでしょうか。
自分の家周辺にあるコミュニティスペースを探してみる、あるいは作ってみる、あるいは作ろうとしている人に助力してみる。
そういうところから地域への関わりを始めてみるというのも良いのではないでしょうか。
それでもきっかけが見つからない?まずはSIDE BEACH CITY.に相談してみませんか?
もしそれでも取っ掛かりが見つからない というときは、SIDE BEACH CITY.にまずはご相談ください。
SBCast.でも様々な地域の拠点に活動をお話を聞いているSIDE BEACH CITY.、何かお力になれることがあるかもしれません。
まずはどうぞお気軽に、私どもSIDE BEACH CITY.までご相談ください。