SBCast. #100 を迎えて

SBCast. #100を迎えて アイキャッチ

2023年8月11日、SBCast.はとうとう放送100回目を迎えました。

SBCast.では今まで様々な地域活動・コミュニティ活動を行う方々のお話を聞いてきました。横浜市内に限らず、神奈川県外、日本国外、様々な場所で、様々な活動をしている人を迎えています。

全くちがう場所や違う種類の活動であっても、共通するキーワードが見え隠れしていたのは、非常に興味深く感じます。

8月19日には、SBC.オープンマイクでも、SBCast.100回記念として、序盤に参加していただいた方々のビデオインタビューとともに、SBCast.の放送振り返る放送を行ないました。

これからのSBCast.に向けた様々なお話を伺い、パーソナリティを務める私高見としても身が引き締まる思いです。

SBCast.開始の経緯

SBCast.は 2019年7月に配信を開始しました。

当時より、自分自身が行っている活動と、その他SIDE BEACH CITY.が行っている活動の乖離を感じていた私。

乖離の幅をすこしでも少なくするためにはじめたものが、SBCast.。開始当初はSIDE BEACH CITY.がすでに関わっている団体の方をお招きして話をすることが多かったです。

2020年3月。コロナ禍となって以来、オンラインでの収録に切り替え。

以降、横浜市内に限らず、より幅広い範囲で、様々な活動をされている皆様のインタビューを行ってきました。

そして、さまざまな地域活動を行う方々の活動を紹介する中、 4回に1回はITコミュニティの活動も紹介。それぞれのITコミュニティでどのようなことを行っているのか、リスナーにITとどのように関わってほしいのかなどといった内容を中心にお話しを伺ってきました。

100回目のゲストは、プログラミング言語Rubyを開発されたまつもとゆきひろさん。

ITコミュニティの方々にもSIDE BEACH CITY.に注目してほしいという願いとともに、地域コミュニティの方々にもプログラミングというものに可能性を感じてほしい。プログラマをもっと身近な存在に感じてほしいという意味を込め、このような取材を行っています。

SBCast.の配信拠点

そんな中、SBCast.自体も配信拠点を増やしてきました。

現在ポッドキャストという仕組みにより配信されているSBCast.。

ポッドキャストとはGoogleポッドキャストやSpotifyなど、さまざまなスマートフォン・パソコンのアプリケーションから番組を探し、ダウンロードして聞くことができるという仕組みです。

しかし、あまりにもたくさんの箇所で音声を聞くことができるということから、どこで聞けばいいのかというのが分かりづらいというのも、ポッドキャストの課題。

そのための対策という意味もあり、YouTubeでも同時配信を実施。こちらでも同じ内容を聞くことができるようになっています。

現在はstand.fmでも配信を始め、みなさんが好きな手段で音声を聞くことができるという仕組みになりました。

どのアプリケーションを使っても、視聴できる内容は同じ。皆さんの環境にて最も聞きやすいという方法を選んで聞いていただければと思います。

さまざまなサービスで聞けるSBCast. イメージ
さまざまなサービスで聞けるSBCast.

SBCast.配信を通して感じる、高見の思い

さまざまな場所でさまざまな活動を行うさまざまな人々。

冒頭にもお話をした通り、そこにはどこの地域でも共通する思いや、どこの地域でも共通する課題。そしてその課題を打破するための共通したキーワードの存在を感じます。

例えば、楽しさを第一に考えるということ。

例えば、コロナ禍のようなネガティブな課題であっても、マイナスだけに捉えないこと。

例えば、子育ては親だけが行うというものではなく、地域で行うものであること。

オンラインのさらなる活用

そして、コロナ禍より活発化した、オンラインの活用。

オンラインをどのように使い、どんな人と出会えるか?オンラインでなければ出会えない人とどのようにしてつながるか?

そのような言葉が、もとよりITを活用しているITコミュニティだけでなく、様々な地域コミュニティから聞けたというのは、SBCast.をとおして感じた驚きでした。

外出が困難な状況で、どのようにしてつながるか?

さまざまな理由で外出を制限されてしまうことは今後もあるでしょう。

ケガや病気・異常気象など外出困難になってしまう状況があるかもしれません。

子育てなどのライフステージ上の変化により外出が難しい状態になるかもしれません。

そのような人も等しく迎え、ともにつながることができるのがオンラインの特徴。

オンラインの利点、リアルイベントの利点。

それらをうまく使って、より強くつながる。そのためのヒントがSBCast.には詰まっているのではないかと。私高見は考えます。

いろいろなエピソードを聞いてみてほしい

だからこそ、自分の地域、自分の活動分野、それだけにかかわらず、いろいろなエピソードを聞いてみてほしい。自分と違う活動分野、自分と違う地域の活動。そこから得られることは決して少なくないと、私高見は感じます。

もちろん、いきなりすべての番組を聞くのは難しい。

ならば、まずは興味のあるチャプターだけ。興味のある分野だけ。自分の地域だけ。

そんなところから自分の興味を広げていっていただければいいと思います。

現在SBCast.にはそれぞれの地域や活動分野に合わせたいくつかのタグが設定されています。

活動分野に関するいくつかのタグ

その他にも、YouTube版及びstand.fm版では、チャプターリストから項目を選択することによって、そのチャプターから再生を開始することもできるようになっています(チャプターリストがあるのはSBCast. #89 以降のみです)。

そして、先日よりサービスが開始されたlistenというサービスを使えば、SBCast.の文字起こしを読むこともできます。

様々な方法で自分に合ったエピソードを探していってほしいと、私高見は考えます。

今後のSBCast.

SBCast.はこれからもさまざまな地域団体・ITコミュニティの声を聞いて周ります。ぜひこの音声を聞いて、興味の範囲を広げていってほしい。活動のヒントを見つけていってほしい。

そしてもしもっと興味があれば。SIDE BEACH CITY.自体の活動に関わってみるというのも良いのではないかと思います。

SIDE BEACH CITY.は、これからも音声や映像の配信を一つの重要な情報発信の手段と捉え、活動を進めていきます。

もし興味があれば、ぜひYouTubeやstand.fm、各種ポッドキャストサービスから番組を聴いて頂ければと思います。