横浜市18区それぞれの魅力を発信するプロジェクト
ハマっ子によるハマっ子のための18区魅力発見プロジェクトが「横浜18区ブランディングプロジェクト」です。
横浜18区ブランディングプロジェクトでは、横浜18区それぞれの魅力をキャラクターなどの各種コンテンツから発信し、市民の地域愛着(シビックプライド)を醸成することを目的としています。また、一人一人の地域愛着を高めることにより、地域コミュニティを活性化させ、市内経済の活性化を促進することが、このプロジェクトのゴールです。
~港だけじゃない、横浜の魅力~
突然ですが、あなたは今、横浜にお住まいですか?
横浜の何区に住んでいますか?
住んでいるところは、どんなまちですか?
「横浜」といえば、港町として全国的にも有名で、
「海」「異国情緒」「オシャレ」「都会」…
そんなイメージが思い浮かんでくるかもしれません。
一方で、あなたが住むまちはどうでしょう。
「畑」「森」「山」「坂」「住宅街」「下町」「工場」…
人によって、様々なキーワードが思い浮かんでくることと思います。
あるいは、「なにもイメージが浮かばない」という人もたくさんいらっしゃるかもしれません。
横浜市には全部で18の行政区があります
18も区があるのですから、港がある市街地だけでなく、緑あふれる自然豊かな地域や里山地域、工業地帯、閑静な住宅街など、さまざまな特徴を持つ地域が横浜には存在しているのです。
ちなみにこの18という数字は、大阪の24区、東京の23区に次ぐ大きな数字です。お隣・川崎市の7区と比較すると、横浜の規模の大きさがわかるかと思います。
日本一の人口を持つ、大都市横浜だからこそ、区によってその地域の特徴はさまざま
そんな個性あふれるそれぞれの地域を、もっと市民に知ってもらいたい。
また、その個性も一つの魅力であることを、もっと多くの市民に感じてもらいたい。
さらには、それらの個性的な地域の集合体が、私たちの住む「横浜」であることを、全国の人たちに知ってもらいたい。
「港」や「オシャレな都会」だけじゃない、多様性に富んだ横浜の都市の魅力をもっともっと知ってもらいたい。
横浜18区ブランディングプロジェクトでは、横浜市の中の行政単位である「区(Ward)」に着目し、18区それぞれの個性を発掘し、魅力を発信していきます。
18区キャラクターなどの各コンテンツを通して、市民一人一人が住んでいる区の魅力を再発見し、地域への愛着や誇りを深めるきっかけとなればと思います。
シビックプライドが地域を元気にする
またこれらの地域愛着や誇りは、専門用語にして「シビックプライド」という言葉に置き換えることができます。
この「シビックプライド」を醸成することにより、地域コミュニティの促進や地域経済の振興、ひいては横浜市全体の活性化に大きく寄与するものと考えています。
具体的には、
- まず、横浜(区や地域)に興味を持つ
- 次に、横浜を知る(発見・調査)
- そして、横浜に愛着を持つ
- また、さらなる興味を持つ
この流れの中から、
- 横浜を歩く
- 横浜を観光する
- 横浜で買い物をする
- 横浜で働く
といった市民活動を喚起させることにより、横浜の街の活性化につなげていこうと考えています。
~横浜を知る、地元を知る、きっかけづくり~
横浜18区ブランディングプロジェクトでは、18区それぞれの地域の魅力を区民が再認識するためのキッカケづくりを提供していきます。そこから地域を知り、各々の立場で自発的に地域をよりよくするための活動を促進していくことが、このプロジェクトの大きなミッションであると言えます。
横浜18区を知り、地元が好きになる。そして一人一人がアクションを起こし、横浜の街が賑やかになっていく。そんなビジョンを見据えながら、横浜18区ブランディングプロジェクトをここに立ち上げます。
横浜18区キャラクター化プロジェクト
まずは、18区に親しみを込めてキャラクター化し、各区に興味を持ってもらうため、キャラクターを作成するプロジェクトを始動しています。
もともとはキャラクター原作者である遠藤望が、地域に対する興味・関心から、その魅力の発信手段としてキャラクターを作成したのがはじまり。横浜18区のキャラクターにおいては、2010年に西区と中区を作成して以来、2012年にほぼ現在のデザインの18区が揃い、現在もその活動を続いている。
それぞれのキャラクターのデザインには横浜のまちあるきで得た情報や、統計で知り得た各区の特徴などを反映させています。
キャラクター原作
遠藤 望(えんどう のぞみ)
横浜市西区出身
「地理学(geography)」×「横浜愛(civic pride)」×「イラスト(character)」を武器にまちづくり。18区キャラクターのほかに、SIDE BEACH CITY.の擬人化キャラクター・彩戸みさねのデザインも担当。なお、イラストは独学。ほかにも、生まれ育った地元・西区藤棚地域の活性化にも広く携わっており、SBC.の正会員でもあります。