各地で開催されるオンラインマラソン

オフラインでのイベント開催が相変わらず行えない今、様々なイベントがインターネットに活動の場を移しています。

そんな中、SBC.エージェントが福島県いわき市で開催されたオンラインマラソン大会の参加レポートを作成しましたので、紹介致します。

2020年12月24日~2021年1月6日まで、福島県いわき市では、オンラインのマラソン大会、いわきサンシャインマラソン大会が行われました。

いわきサンシャインマラソン大会は毎年人気のマラソン大会ではありますが、昨今の事情もありオンラインでの開催に移行。1992人もの方が参加するイベントとなりました。

基本的な参加方法

いわきサンシャインマラソン大会では、ランネットというWebサイトより大会にエントリーをします。

また、あわせてスマートフォン用のTATTAというアプリを使用。これはスマートフォンの位置情報を利用し、走った距離と時間を計測するアプリで、ランネットと連携し、TATTAで計測した距離と時間の情報を大会主催者に提出することで、オンラインマラソンは行われます。

オンラインマラソンは従来のマラソンとは異なり、大会期間中であれば好きなときに好きなだけ走れば良いというもの。期間中に走った距離の合計によるチャレンジですので、一日にあまり走れなかったとしても、他の日に走れば距離を延ばすことができます。

また、オンラインでの開催な為、福島県外からも参加可能というのが特徴。大会期間終了後には、表彰状のデータがメールで届くほか、自宅に送られる参加賞品がある大会もあります。

AR撮影スポットの存在

また、いわきサンシャインマラソン大会では、特別企画として「オンラインマラソンだけじゃ物足りない!日本初!?ARマラソン」という企画も実施されました。

サンシャインマラソンの実在のコース上に、QRコードを記載した看板を設置し、スマートフォン等で読み取り、マラソン大会当日の様子を反映した写真を撮影することができます。(大会WEBサイトから抜粋)

実際は写真のように、フラガールとバーチャル撮影を行うこともできます。

フラガールとAR撮影

様々なオンラインマラソン

前述ランネットのサイトにもあるとおりですが、オンラインマラソンは、このサンシャインマラソンだけでなく、非常に多くのマラソンがあります。

その中にはこのように、開催期間中の累積距離や時間を計測するものも多く、参加賞としてその土地その土地の名産品がもらえるものも少なくありません。実際にこのサンシャインマラソンではトマトを使った様々な賞品や炊き込みご飯セット、うどんなど、いわき市の名産品を参加賞としてもらえることとなっています。

また、参加場所を問わないものも多く、関東の自宅から沖縄のイベントや北海道のイベントに参加することも可能。この期にあちこちの地域をより深く知るために役立てることも可能です。

外出ができずどうしても運動不足になりがちと感じているのであれば、このようなオンラインマラソンの参加を検討するのもよいのではないでしょうか。

参加に際しての注意

なお、マラソンという競技の都合上、汗や雨水などでスマートフォンが故障してしまうこともあります。スマートフォンは防水のものを使う、雨の日はしっかり休むなどの対策も検討されると良いでしょう。

また、走行中は常にスマートフォンの位置情報を参照するという性質上、スマートフォンのバッテリーも気になることかと思います。必要に応じてモバイルバッテリーを携帯することも、考慮する必要があります。

いつもと違うマラソン大会だからこそ、従来のマラソンとはひと味違う対策が必要になります。しっかり対策をした上で、大会に臨むと良いでしょう。